デジタル遺品ではないのですが、関連する業務内容でデータ復旧・救出があります。
デスクトップパソコンが故障して電源が入らない状態で、パソコン内部のデータを復旧したいとのご希望です。
パソコンを分解して、データが格納されているハードディスクというパーツを取り出していきます。
ハードディスクも奥の方にあって取り外しがしにくかったり、分解そのものが難しい機種もありますが、今回のデスクトップパソコンは容易にハードディスクが取り外せました。
Seagate製ハードディスクの500GBを使用していました。
最近では、ハードディスクではなくSSDという高速化が見込めるパーツを使うことが多いのですが、少し前のパソコンだとまだまだハードディスクを使用していることがほとんど。
大容量のデータを扱うには、個人的にはクラウドや外付けハードディスクを活用しており、理想を言えばWindowsをインストールするのはSSD、その他のデータを収納するのはハードディスク、といった形で分けるのがいいでしょう。
SSDの高速さや快適さは非常に大きく、一度SSDを使うと、もうハードディスクには戻れないほど。今後はSSDがどんどん主流になっていくことでしょう。
肝心のデータ復旧は、ハードディスクには問題がなかったため無事に復旧完了、データ容量が少なかったためUSBメモリ64GBにデータを収納して納品となりました。
故障の原因はおそらくマザーボードか電源ユニット辺りになりますが、パソコンは古かったためそのまま修理はせずに廃棄となりました。
ということで、今回は静岡県掛川市からのデータ復旧・救出のご依頼でした。どうもありがとうございました!