デジタル遺品ではありませんが、パソコンやスマホのトラブル全般も対応していますので、ありとあらゆるIT関連のトラブルを対応しています。
今回のトラブルはWindows Updateに失敗したようで、その後からWindows 10が起動しない状況に陥り、Windowsの自動修復画面が走り、その後にブルースクリーンエラーが発生というパターンです。
パソコンは下記のNEC製ノート型、Core i7-4700MQ、RAM8GB、HDD1TB、Windows 10 Home x64、2013年発売といった内容です。
NECノート LAVIE LL750/M(PC-LL750MSW-KS)
自動修復を準備しています
上記のようなメッセージが出て、Windows 10が通常通り起動しません・・・Windows Updateでのシステム破損が考えられます。
Windows 10の公式サポートも2025年までありますので、性能も悪くありませんのでSSDに交換して使い続けたいところ。
電源を何度入れ直しても同様の画面に行き着いてしまい、上記のメッセーが出てきます。
自動修復
PCが正常に起動しませんでした
セーフモードも不可ですので、Windows修復は難しいところ・・・案の定、いろいろな手を打ちましたが修復はできませんでした。
パソコン内のデータ復旧は不要とのことですので、動作が高速なSSDに交換して、Windows 10をクリーンインストールしていきます。
このNEC LAVIE LL750/Mは、ハードディスクが簡単に取り外すことができ、分解も容易なので助かります。
SSDはコストパフォーマンスに優れたKINGSTON製の下記SSD(SQ500S37/240G)を選定。
Q500ソリッドステートドライブ - 120GB~960GB
初期不良も少なく、障害があった際にも保証期間内には交換もできるので安心です。
ここまで来れば、あとはいつも行うWindows 10のクリーンインストール作業です。
事前に作成したUSBメモリ(Windows 10を内包)を挿入してクリーンインストールを進めていきます。
Windows 10のクリーンインストール後では、NEC製のドライバがインストールされていませんので、事前にバックアップできたドライバ(DriverStore内のFileRepository等)を使ってドライバをインストールしていきます。
機器診断(メモリやSSD等)も問題なく、Windows 10のセットアップが完了して、無事に納品となりました。
NEC LAVIE LL750/MはWindows 11の動作対象は要件外となっていますが、Windows 10のサポート期間ももう少しありますので(2025年10月14日)、サポート内は使っていきたいところです。
ということで、今回は静岡県磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。どうもありがとうございました!
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