デジタル遺品でもご要望の多いデータ復旧依頼ですが、今回は岐阜県多治見市からホームページよりメールでご依頼がありました。
下記の外付けHDD（ハードディスク）の2TBモデルで、データ容量もかなり収納されているようです。
WindowsパソコンにUSB接続してみると、下記のようなエラー画面が登場します。
USB デバイスが認識されません
このコンピューターに最後に接続された USB デバイスが正しく機能していないため、Windows によって認識されていません。
推奨
デバイスを接続し直してください。それでもデバイスが認識されない場合は、デバイスが正しく機能していない可能性があります。
上記のエラー画面は、HV620Sを分解して内部のHDDを取り出した後の対応で、元々の状態では通電こそするものの全く認識しない状況でした。
ごくたまに認識することがあり、機器診断をしてみると案の定物理障害のエラーが出ていますので、データ復旧は難しい状況になってきます。
それでも、データ復旧は一部完了して、その後は完全に故障したのか、認識すらしなくなりました・・・
お客様に確認してみると、復旧したデータにはご希望のデータが含まれていないようで、残念ながら今回は対応完了といかずに無料でご返却となりました。
この先の外注先へのエスカレーション対応も可能ですが、費用が10万円を超えてくるレベルになるので、個人様の場合にはほとんどがっこで終了となります。
パソコンや機器はお金を出せば買い替えることができますが、データに関しては買い替えが効かず消失したら終わりですので、自戒を込めてデータ管理はしっかりと行っておきましょう。
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